6May
歯磨きは私たちが毎日行う虫歯予防ですが、
中には歯磨きのときに吐き気を催す人もいますよね。
毎日の日課で、やる度にそんなことでは
きちんとやる気も起らないです。
ここでは、吐き気の原因を基に改善方法を書いています。
実際に私もやっている方法なので参考にしてみて下さい。
歯磨きするときの吐き気の原因
歯磨きは、私たちがする毎日の虫歯予防の1つですが
中には、最中に吐き気を催す人や嘔吐(おうと)する人もいます。
歯磨きをしなければ良いのですが、
それだと虫歯にもなりますし、口臭の面でもよくありません。
だから、歯磨きは毎日、必ずやる必要があります。
でも、歯磨きするときの吐き気の原因って何なのでしょうね。
もしかしたら、病気が・・・
まず、病気でない限り、歯磨きするときの吐き気の原因は
反射によるもののようです。
反射は嘔吐反射というもので、通常はこの反射をする部分は
喉など口の中(口腔)の奥の部分にあります。
よく手を突っ込んで、わざと嘔吐する場合がありますが、
これは嘔吐反射をする部分を刺激しているわけです。
なので、普通なら歯磨きでこの部分は刺激されないのですが、
歯磨きの時に吐き気を催す人は、この嘔吐反射が過敏になっているのです。
つまり、反射を刺激する部分が普通の人よりも前の方になるからです。
それで歯ブラシがそこに当たることで吐き気がする
という状態になります。
さらに私のように、歯磨き中に歯磨き粉混じりの唾液が
口の奥の方に溜まることで吐き気がするような人もいます。
また、嘔吐反射が過敏になっている原因には
生まれつきののももありますが、病気の食堂や胃の病気の場合もあるようです。
代表的な病気が胃炎や逆流性食道炎です。
もし上のような病気の場合、すぐにどうにかなるわけではありませんが、
そのままだと将来、癌になることもあるようなので医師に診てもらう方が賢明でしょう。
このように、嘔吐反射が過敏な人はどうすれば良いのでしょうか?
私もやっている吐き気の改善方法
歯磨き中に吐き気がする人は、歯ブラシや歯磨き粉を換える、
歯磨き中の姿勢を換えるなどの改善方法が考えられます。
歯ブラシ
普通の大きさの歯ブラシを使うと、どうしても奥歯を磨くときに
口の奥に歯ブラシが当りますよね。
当ったところが、嘔吐反射を刺激するところだったら
吐き気を催すことになります。
小さい歯ブラシに換えるか、奥歯を磨く時のみ
換えるようにすると随分違います。
さらに、小さい歯ブラシを使うことで
奥歯をよりきれいに磨くことができるので一石二鳥です。
歯磨き粉
歯磨き粉には、色んな成分が含まれています。
大まかに分けると、研磨剤、発泡剤などです。
研磨剤や発泡剤にアレルギーがあったりすれば
それが吐き気の原因となっている場合もあります。
また、発泡剤は文字通り唾液と混ざって、
泡を発生させるものです。
つまり、洗剤の一種なのです。
歯磨き粉に良く使われるのは、ラウリル硫酸ナトリウム
という発泡剤のようです。
研磨剤には炭酸塩、ケイ酸、リン酸塩が使用されるようです。
特に発泡剤は刺激が強く、唾液と喉のところに溜まってくると
それが嘔吐反射を刺激して吐き気を催します。
これらが入っていない歯磨き粉もあるので、
換えてみるのも吐き気の改善の1つになります。
ただ、これらの成分は歯をきちんと磨くために入っているので
全くゼロにしたくない、今使っている歯磨き粉をどうしても使いたい
という人は、使用する歯磨き粉の量を少なくしてみて下さい。
それにより、泡立ちもぐっと少なくなり、
刺激が抑えられます。
歯磨きの姿勢
歯磨きをするときの姿勢も実は吐き気と関係してきます。
この場合は、喉のところに歯磨き粉や唾液が溜まってくる場合です。
その場合は、上にも書いたように発泡剤が入っていない歯磨き粉に換えたり、
量を少なくして使います。
さらに、喉の方に溜まらないように下向きで歯磨きするのが
非常に効果的です。
ただじ、次から次に歯磨き粉や唾液が垂れてくるので
見た目は非常に悪いですが・・・
まとめ
歯磨きするときの吐き気の原因は嘔吐反射が敏感になっているから。
反射を刺激する部分が喉よりも前方の方にあり、
歯磨きの時に歯ブラシが触れたり、歯磨き粉や唾液がそこに溜まって
刺激を受け、吐き気がする。
改善するには、歯磨き粉を発泡剤が入っていないもの換えたり、
使用する量を少なくする。
下向きの姿勢で歯磨きすると口の奥に歯磨き粉や
唾液が溜まらないので刺激を受けにくい。