24Jun
夏バテすると胃腸が弱って、何も食べたくなくなります。
でもきちんと食事を摂らなければ症状はますますひどくなり、
本当の病気にもなってしまいます。
ここでは夏バテしてしまったとき、胃腸にもやさしく、
美味しく食べられる食事や夏バテ防止などについて書いています。
夏バテの原因
夏バテの主な原因には胃腸の弱り、自律神経の乱れ、
水分の不足があります。
ではこれらがどうやって起こるのか、詳しく見ていきましょう。
胃腸の弱り
暑さによって胃腸の働きが鈍るのが原因です。
それによって、食べ物が肩よりさらに胃腸に負担をかけることになるようです。
また胃腸の働きが鈍るということは栄養の消化吸収も
鈍るということです。
それによって、体に必要な栄養成分が不足がちになり
夏バテの症状がさらに酷くなるようですね。
さらに夏の暑いときは、冷たいものを飲みたくなります。
でも冷たいものばかりだと、胃腸が冷えてしまい
かえって悪くなるのです。
自律神経の乱れ
人は自律神経によって体温をうまくコントロールしています。
しかし最近ではエアコンで部屋の中を冷やしていますよね。
つまり、室外と室内の温度差がかなり大きくなっています。
急な気温差では自律神経が気温の変化についていけず
乱れることになるのです。
それで食欲不振や睡眠障害、疲れやすくなったりもするわけです。
水分の不足
暑いときは汗をかきますが、汗と一緒に水分の他にも
ミネラルが出ていきます。
すると当然、体内の水分やミネラルが不足するので
補う必要があるわけですが、うまく補えてない場合には
体調不良となるのです。
夏バテに良い胃腸も回復する食事
夏バテになるとたんぱく質とビタミンB1が
一番不足しています。
たんぱく質は夏は暑いから代謝機能が高まるため消費されるのです。
さらにビタミンB1は糖分を分解してエネルギーに変える働きがあるのです。
たんぱく質を摂るには肉ですが、夏バテの時はつらいですよね。
そんなときは、動物からではなく、植物から摂るようにします。
植物でたんぱく質が豊富なのは大豆です。
しかも夏に食べやすいのが豆腐です。
また納豆にはビタミンも豊富に含まれています。
さらに夏の定番、枝豆にもたんぱく質、ビタミンが
豊富なんです。
またトマトやきゅうりは食欲促進になりますし
トマトは栄養補給にもまります。
実は食欲促進には酢物もよいそうです。
アミノ酸が豊富でそれ自体、たんぱく質が分解したものなので
夏バテに良く聞きます。
ただ、酢や酢物の食べ物って、摂りにくいですよね。
そんなときは、リンゴ酢がおすすめです。
リンゴの味が効いているので非常に飲みやすいです。
朝、昼、夜の食前にコップ1杯(約200CC)飲んでますが
夏バテ知らずですから。
さらにみかん、グレープフルーツなどの柑橘類は
疲労回復をしてくれるので、夏バテには最適ですね。
胃腸が弱っているときは、温めると良いので
温かい野菜スープが良いそうです。
そしてぬるま湯に長くつかることも胃腸回復、
疲労回復になるようです。
食欲がない、暑いからといって
冷たい食べ物や飲み物に偏るのが夏バテの始まりとなるので
注意しましょう。
夏バテの予防
夏バテの予防で一番良い方法は
生活習慣そのものを夏バテ予防にすることです。
つまり、夏バテの原因となっていることにならないような
生活をしていくということです。
このことについて、詳しく見ていいきましょう。
ますは胃腸の弱りです。
前述したように、胃腸が弱るのは暑くて食べ物が偏り、
さらに冷たいものをガブガブ飲むからです。
そこで、温かい食事もきちんとすることです。
3食全てが厳しいなら、2食はきちんと温かい食事をするようにしましょう。
そうすることで胃腸が温まり動きも活発化します。
また、夏はあっさりしたものや冷たいものに
食べ物が偏るので、バランス良い食事を心がけましょう。
特にタンパク質とビタミンが必要です。
トマトやキュウリ、フルーツにはビタミンが含まれているので
ビタミン補給に適しているでしょう。
また、トマト、キュウリなどの夏野菜は体温をさげるので
暑いときに食べるのに非常に良いです。
そして自律神経の乱れはエアコンの効き過ぎによって起こります。
エアコンの設定は高めにして、暑いなら扇風機など併用すると良いです。
またエアコンで体が冷え切っているので
シャワーではなく湯船にしっかりと入りましょう。
そして夏バテ防止の一番の予防は汗をかくことです。
というのも、エアコンなどの空調機により最近では
汗を十分にかかない人が増えてきています。
それで運動などして汗を普段からかくことが
夏バテの予防となるのです。
ただ、運動をするのは中々厳しいですよね。
だから、改まって何か運動をするのではなく
一駅前で降りるとか、なるべく会談を使う、
早歩きをするなどでも十分なのです。